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2020年11月

2020.11.19
  • 新着情報

豆本

昨夜、『開運なんでも鑑定団』を観ていたら、幻の逸品のコーナーの依頼人が日本豆本協会会長の田中栞さんでした。豆本は手のひらに乗る程度の大きさの本のことで、始まりは定かではないが、ヨーロッパでは16世紀ごろから聖書や祈祷書を手軽に携帯するため、小さな本が人気となっていたそうです。
現在、世界で一番小さな本は2013年に凸版印刷が制作した、一辺0.75mmのマイクロブック「四季の草花」。田中さんは本の校閲を仕事にしていて、本好きが高じて、2011年には日本豆本協会を設立し、会長として普及に努めているそうです。
そんな田中さんが今探しているのは庄司浅水「本の話」の特装本で、並本は所持しているが限定5部、表紙が純金製の物を10万円で依頼していました。

アルファでは30年も前からお土産さんに売っているキーホルダー付きの豆本を作っております。記念品とかグッズにオリジナルの豆本を作りたい方がいましたら、お気軽にご相談ください。よろしくお願いいたします。

 (笠)

2020.11.02
  • 新着情報

俳句結社「春野」の黛執先生がご逝去されました

俳句結社「春野」の名誉主催である黛執先生が10月21日にご逝去されました。
享年90才でした。
月刊俳句誌「春野」は1993年に創刊され、その当時より25年以上に渡りアルファが編集作業や印刷を担当させていただいてきました。
黛先生にはホームページに推薦文をいただいたり、ブログに昨年行われた25周年の様子や今年湯河原町幕山に建立された先生の句碑についてなど度々紹介させていただきました。
黛先生とアルファの出会いは先代の頃となり、その当時から現在まで続く冊子のスタイルを先生のご指導により確立されたと聞いております。
今年、先生の句碑の建立の式典はコロナ禍で縮小して行われましたが、相変わらずお元気なお姿でスピーチをされていました。
あいにくご病気によりご逝去されたそうですが、お亡くなりになる直前まで俳句を詠まれていたとのこと。
生涯通して俳句はいつも先生の傍らにあり、常に多産であられたとのことです。
私は先生とは年に一度お会いする程度でしたが、その度に穏やかな人柄に感服いたしました。
最近は海外でも俳句が注目され、日本語の俳句を英語に訳す際に、どのように言葉を選び工夫しているかというお話を熱心にされていたのが印象に残っています。
現代の俳句界の大きな礎を築かれた、黛執先生のご冥福を心よりお祈りいたします。

  (α)

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