- 2022.03.18
-
- 新着情報
おはながみ
みなさんおはながみを知っていますか?
名前は知らなくても手に取ればこれか!と誰もが一度は触ったことのあるティッシュペーパーの様にフワフワした薄い紙です。
そう運動会や文化祭・発表会などの行事で看板の装飾につける紙のお花を作る材料です。
会社にイベントで使用したものが残っていたので早速お花を作ってみました。
まず8枚~10枚くらいのおはながみを重ねます。
紙がペラペラと薄すぎてこの重ねる作業がかなり困難です。
息を吹きかけると飛んでずれそうな感じがします。
紙がうまく重なったら端から1cmくらいでジャバラ折りにします。
アルファは印刷会社なので製本のジャバラ折りは得意技ですが手で折るとなると薄い紙が途中でずれてしまうのでかなり強く握っています。
手折りが終わったら真ん中を輪ゴムで留めます。
一枚ずつ丁寧に破けないように花びらの部分をひろげます。
輪ゴムで留めたあと両端を斜めにカットするととがったお花、丸くカットすると丸い花びらのお花ができました。
ひとつひとつの作業を丁寧にすることが綺麗な形のお花を作るコツでした。
今は100円ショップ等で手軽に造花が購入できますがレトロかわいいおはながみで紙のお花を作る作業は楽しくて夢中になってしまいました。
でもやっぱり小学生の時に机を動かしてみんなで向かい合ってやったお花作りは格別に楽しかったな。
わくわくとして心を躍らせる感じは大人の今では取り戻すことができないのかな?なんて感傷的にもなってしまいました。
そして印刷会社としてはこのおはながみの製造先をぜひ知りたいので取引先の用紙屋さんに問合せてみました。
用紙屋さんの回答は「合鹿製紙有限会社 様」(ごうしかせいし ゆうげんかいしゃ さま)と言うメーカーで製造されているそうです。
古き良きものを作り続けていただき尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。
そして本物のさくらの開花も待ち遠しいですね
(髙)
4色のおはながみ