- 2022.09.20
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ブックレットと冊子の違いとは?
9月に入り、朝晩しのぎやすい日も増えましたね。
みなさま、いかがお過ごしですか?
いつもアルファ・ブログを読んでいただきありがとうございます。
久々に登場のライター(α)です。
ところで、唐突ですが、ブックレットと冊子の違いってご存じですか?
今回はブックレットにクローズ・アップしてみようと思います。
ブックレットを辞典で検索しますと、
【ブックレット】booklet
小冊子のこと。版型は小さく、表紙があり、文字量が比較的少なく、廉価で
ある。内容は多岐にわたる。書籍のような体裁で単体で販売されるものも
あれば無料で配布されるものもある。
とあります。
パンフレットが広告・案内用であるのに対し、読み物としての性質が協調され
たものを指すそうです。
CDの中に入っている小さい冊子(歌詞や解説、写真などが記載してあるもの)は
イメージしやすいのではではないでしょうか?
また、電化製品などに同封されている取扱説明書もブックレットとして親しみ
ある小冊子ですね。
CDの解説や歌詞のブックレット(筆者私物)
50×70mm 玩具の取説本
ちなみに、印刷物で一般的に知られる名称「冊子」については、「小冊子」と異なり、
A4サイズやB5サイズなどの無線綴じや中綴じで表紙があり、多ページのものを
指します。
冊子で代表的なものは、パンフレット、リーフレットと呼ばれるものになりますが、
パンフレットは多ページですが、リーフレットは1枚の紙から作るものとなります。
各種パンフレット
3つ折りリーフレット
アルファのお客様には海外の企業様も複数いらっしゃいますが、海外のお客様から
ご発注をいただく際は、ブロッシャー(brochure)という呼び名であることが
多いですね。
これもまた文化の違いです。
さらに、49ページを超えるものは「本」と呼ばれるものになり、そのため
48ページ以下の冊子はパンフレットなどと呼ばれているようです。
小さい手のひらサイズの豆本も、100ページ以上あるので、立派な本と呼べますね!
38×50mmの「なぞなぞ100」豆本
普段、印刷に携わる私も時々なんとなくそれぞれの名称を発していることもあり、
詳しく調べてみるとここまでも厳密に意味づけがあることに驚きました。
印刷物の名称も奥が深いです。
今回は少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
また今後も印刷についていろんな題材でブログを提供していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
(α)