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2022.08.02
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集まってくるもの

   

再生紙を梱包!!これぞ最強のワンプのリサイクル!!

以前収集癖について書きましたが捨てるのは勿体ないと思うものが人それぞれあるのかなと思います。
引き寄せているわけではないのに集まってくるもの。
無くても困らないけどあれば使えるもの,使えるというか私の場合ぜひ再利用したいものがあります。
例えばお菓子の袋や海苔の袋に必ず入っているアレです。
そう乾燥剤です。いつも見るタイプはビーズみたいな透明や青やピンクのつぶつぶタイプとぷっくり膨れていていかにも粉が入ってそうなタイプ
そして薄くてシートタイプのものです。
調べてみたらビーズのつぶつぶタイプはシリカゲルと言って包装内の水分を吸って空気を乾燥させる役割をしてるそうです。
びっくりしたのが青いつぶつぶは吸収力に余裕があり白からピンク色に変わると吸収力がなくなったという目印だそうです。
色は装飾ではなくてしっかりとした特性があるんですね。
調べてみてよかったです。
次はぷっくりと膨れて粉が入っていそうな物は生石灰という粉が入っているそうで一度湿気を吸収すると乾燥剤の機能としては使えなくなるそうです。
なんかこれは調べた結果が見た目と予想通りなのでうれしかったです。
引き出しに入れておくと湿気を吸って寿命かな?と思うくらい膨れていたことがあります。
あと下駄箱の中の蒸れやすい革靴などの奥にひそめておいたこともありました。
こちらもぷっくりと膨らんでいました。
そして白い粉の最後は土に混ぜて土壌改良剤として酸性からアルカリ性へと改善してくれる力があるそうです。
一人で何役もこなすなんてすばらしい再生力があるんですね。
運動会でグラウンドに書く白線の粉の成分と一緒なのかな?
これはわかりませんでした。
最後の薄いシートタイプのものは脱酸素剤といって役割は袋の中の酸素を吸収して酸素による劣化から食品を守っているそうです。
ビーズのつぶつぶと白い粉とは役割じたいが違うみたいです。
成分は使い捨てカイロの中身と同じもので再利用にはむいていないそうです。
これも予想通りで薄いシートはお菓子を食べ終わったら即捨てていたので判断は間違ってなかったです。
こんな風にして物を捨てる前にいろいろと特性を調べてみると面白いことがわかります。
アルファでは沢山の印刷用紙を仕入れていますがその印刷用紙を包装している大きな紙があります。
印刷業界でこの包装紙のことを「ワンプ」と呼んでいます。
印刷する前の紙を傷や日焼けそして湿気から護ります。
片面は特に湿気からまもる為にツルツルとした水を通さない丈夫な素材でできています。
この印刷用紙の2倍以上の面積がある「ワンプ」これがアルファに「集まってくるもの」です。
職人さん達はこれを捨てずに綺麗に折りたたみ再利用BOXに入れておきます。
再利用方法は残りの印刷用紙を保存するのはもちろん強力なゴミ袋を作ったり床に敷いて溶剤の飛び散りを防いだりします。
これこそ自然と集まってきた物の中で再利用の王者です。
あとは会社の冷凍庫で眠っている莫大な量の保冷剤,水のトラブルのマグネットチラシどんどん集まって最後はどうなって行くのかな?  (髙)




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